「2020 CEFIえほんを読もう!」プロジェクトのご報告
コロナ禍のStay homeの時期に、親子で「絵本」を読んでもらいたいと、2歳から12歳までのお子さんのいる家庭に絵本をプレゼントする。という企画です。
4月末から5月末までの1か月で、約580名の方からメールでお申し込みをいただき、約1030冊の絵本をお届けしました。(プロジェクト総額150万)
『えほん・絵本・134冊』(増田喜昭著・学研教育みらい刊)の本の中から、応募者が好きな絵本をお子さんのために選んで申し込むという企画の仕組みとしては、少々やっかいなスタイルをとりましたが、「本を選ぶ」行為が、絵本についていろいろな会話につながったといううれしい声も多くよせられました。
さて、どんな絵本が人気があったか! 今後のみなさんの絵本選択の参考に発表いたします。
① 長くつ下のピッピ 41冊
② バーバパパのいえさがし 34冊
③ すてきな三にんぐみ 28冊
④ せいめいのれきし 25冊
⑤ ねずみのチョッキ 24冊
⑥ あっちゃんあがつくたべものあいうえお 23冊
⑦ ぐりとぐら 23冊
⑧ 100年たったら 22冊
⑨ うみのむこうは 22冊
⑩ よあけ 22冊
⑪ 質問絵本 22冊
‥‥‥‥などなど。
全ての順位をご覧になりたい方はこちら
このプロジェクトについての感想、絵本を読んでの感想もたくさん寄せられました。
●荒井さんの「バスにのって」
トントンパットン トンパットン 子供と笑いながら読みました。自粛でもやもやした気持ちが忘れられるような素敵な時間でした。
●昨日、無事絵本(まどさんからの手紙 こどもたちへ)が届きました‼ 我が子には少し難しい感じでしたが、いつも親から言われているようなことが本にも書いてあるのに気づいて、気まずそうにしていました(笑)もう少し大きくなったらひとりで読んで、いろいろ感じて欲しいです。
● 絵本届きました。いつも通っていた図書館で本を選ぶことも困難な時に、親子で幸せなワクワク時間を持つことが出来ました。8歳になっても10歳になっても、絵本を読み始めると、子供達は魔法のように集まってくるものですね。
●絵本が届きました! 息子もテレビで見たのと同じトラと女の子の絵に大興奮で、梱包開けて直ぐに続けて5回読みました! そのあともきちんと本棚に自分で閉まっておりました。夜の寝かしつけも本と一緒でした。素敵な企画をどうもありがとうございました。
●今日、絵本をいただきました。ありがとうございます! 休校で図書館も休みで、本に飢えていたらしく、速攻で読み始めました。ほげちゃん楽しいよ!と、私にも読み聞かせてくれました。素敵な出会いと、楽しい時間を、本当にありがとうございました。
●思いがけないプレゼントに子どもたちも大喜びでした。
『あな』(谷川俊太郎・作/和田誠・絵)をまず読み聞かせると、穴をほって、穴の底から空を見上げて、また穴を埋める淡々とした展開に子どもたちはぽかんとしているようす…? と、思いきや、読み終わって改めて表紙の絵をみた娘が「お母さん、これここでもってて」と高い位置でオモテ表紙を下に向けて本をもつよう、私に指示。その真下で体育座りをして表紙を見上げ「ああ!」と大きな笑顔。
この本の味わい方がすぐにわかった娘に、私が感心させられました。